航空整備科からの未来
就職・資格
製造エンジニア
プロの航空メカニックとして、
航空機運航の安全を守る重要な仕事
航空機が安全に運航できるように点検・整備を行い、コンディションを整えるのが航空整備士です。複雑な航空機メカニズムの専門家として豊富な知識を備え、空港の最前線で活躍しています。整備業務の範囲はとても広く、エンジンや機体周り、コックピット等の電子機器はもちろん、機内のシートやドリンクサービス用のコーヒーメーカーまで、航空機に備わっているもの全てが整備対象です。
- ライン整備
- 航空機が空港に到着してから次に出発するまでの間は約40分〜1時間。その間に航空機の整備・点検を行うのが「ライン整備」。エアラインの安全・定時運航に責任を持つ重要な業務です。
- ドック整備
- 航空機を定期的に格納庫に入れて機体の隅々まで徹底的にチェックし、不具合などがあれば修理や部品交換を行うのが「ドック整備」。航空機の性能や安全を維持する為に必要な業務です。新しいシステムの装着も行います。
- ショップ整備
- 航空機の電子・電気部品などのパーツを工場で点検・整備を行うのが「ショップ整備」。航空機の頭脳とも言える電子機器は安全運航の要であることから入念な整備が必要です。
航空機・宇宙関連機器製造
世界最先端の「ものづくり」を
仕事にする
最新鋭の航空機「ボーイング787」や国産ジェット旅客機などの製造で世界の注目を集める日本の航空機製造業界。また、人工衛星やロケットなどの宇宙機器製造分野でも、日本の技術力は世界トップクラス。自分が製造に携わった航空機が世界の空を飛び、ロケットが宇宙へと飛ぶ、夢とやりがいのある仕事です。
- 宇宙機器製造
-
クラスターロケット「H-IIB」
Ⓒ宇宙航空研究開発機構(JAXA)
- 航空機製造
- ボーイング787